ディスクグラインダー

一般的定義

円盤状の回転する砥石を用いて研削する工具。
加工対象物は木材、金属、岩石、人間の歯(歯科治療)等がある。
その形成は大まかなものから、精密な物まで様々です。

配管作業工具

配管作業では、切断やバリ取りや面取りに使用され、その用途により刃(砥石)が交換される。
この刃(砥石)の交換には資格が必要であり、労働安全衛生法に定める研削といしの取替え等の業務に係る特別教育を修了した者でしか取り替える事が出来ない。受講資格は満18歳以上。事業者又は都道府県労働局長登録教習機関により実施されている。
しかし使用する事態に資格は必要無く、安易に安全カバーを取り外して使用する等で事故も少なくない。
またパイプなどの曲面に対する切断や研磨は、熟練を要し難易度の高い作業である為、経験の浅い作業員が使用して刃の破損や跳ねかえりの事故も多い。
適正な使用と保護具の着用に努めて頂きたい。

関連工具

据え置きタイプ(作業台に固定して使用)

エアー動力タイプ(コンプレッサーで作りだした圧縮空気を回転動力とする)

ミニ・マイクロタイプ(精密作業に適している)

充電タイプ(電源の無い場所での作業が可能)

事故例

年間数多くの我々の仲間達が、労働災害の被害を受けています。過去の事例に学び、安全作業を心掛けましょう。

被害状況 感電により死亡
災害の経緯 埋設配管の作業で、二重絶縁でないグラインダーを使用していた。
配電盤から延長コードを繋いでいたが、アース線の接続はされていなかった。
猛暑の中の作業で作業員の体は汗で全身濡れていた。グラインダーを作動させた瞬間に感電。
事故発生要因Ⅰ 二重絶縁でない工具の使用・アースの未接続
事故発生要因Ⅱ 汗で感電しやすい状況
再発防止対策 工具・保護具の適正使用
絶縁効果の高い服装での作業

被害状況 失明
災害の経緯 ディスクグラインダーを用いて、配管用炭素鋼管200Aの管端の面取り作業をしていた。
刃は切断用砥石を使用していた。
力を掛けたところ、砥石が粉砕して作業員の左目に刺さり失明した。
事故発生要因Ⅰ 研磨用砥石を使用せず、切断用砥石を使用した
事故発生要因Ⅱ 保護眼鏡の着用を怠った
再発防止対策 作業に適した工具の選択
保護眼鏡を使用